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真言十八本山納経軸の掛軸表装依頼
真言宗十八本山(しんごんしゅうじゅうはちほんざん)は、真言宗各派の大本山である18の寺院。各山の連絡・調整などのためのものでしたが、最近では人気の巡礼コースとしても取り上げらる事が増えています。真言十八本山を巡る霊場巡礼は、多くの信仰心を持つ方々にとって、精神性を深める重要な旅です。
弊社ではこの旅を支えるため、納経軸の提供を行っております。
1年ほど前、一人の熱心なお客様が弊社にご来店くださいました。このお客様は真言十八本山の霊場を巡るという大きな決意のもと、わざわざ滋賀県から弊社まで足を運んでくださいました。
その目的は、真言十八本山巡り用の納経軸を購入することでした。
この納経軸は各霊場でのご朱印を集めるための重要なアイテム。お客様が購入された納経軸はこちら。(現在は廃盤となっております)
お客様は、全ての霊場を巡り終えると、再び弊社に足を運んでくださいました。
一年間の長旅を終え、多くのご朱印で彩られた納経軸を持っての再訪です。
こちらが霊場巡りを終えられた納経軸です。
今度はこちらの納経軸を掛軸として表装するようご依頼を頂戴致しました。このような大切な役割を担わせていただけることに深い光栄を感じます。
お客様は弊社の佛表装パターンNO.6の鞍馬で表装をご希望されました。
表装作業は全スタッフが一丸となって取り組み、完成した掛軸はお客様にも大変満足していただけました。
今回のお仕事は弊社が掛軸表装を行う上での使命と責任を改めて感じさせるものでした。
お客様一人ひとりの旅の思い出や信仰の深さを、形として残すことの大切さを、この機会に再認識することができました。
弊社ではこれからも全てのお客様の信仰と旅の記憶を、最高の品質で形にする為に全力を尽くして参ります。
真言十八本山の納経軸の購入や表装でご相談がありましたら、ぜひ弊社にご相談下さい。
一人ひとりの信仰の旅を、最高の形でサポートできることを心より願っております。