日常掛

日常掛

普段掛は画題が季節を問わない掛軸を意味する。それは長期間飾りっぱなしに出来るという意味ではなく季節に関係なく自由に飾れるという意味である。


 

山水・風景画

風景画は、よく「山水画」と言われるが厳密に言うと山と川や海があるものを山水画と言い、それ以外は風景画である。どちらも普段掛の画題のひとつである。水墨画とは、「墨」一色で表現される絵画で、墨線だけでなく、墨を面的に使用し、暈かしで濃淡・明暗を表す。

墨で描かれた風景画を「水墨山水」と呼ぶ。

奥深い山懐に抱かれた、鬱蒼と生い茂る山林や静かな渓谷、のどかな山里の風情を描いた「山紫水明」の世界。伝統の卓越した筆さばきで描かれた心洗われる日本ならではの自然美は、味わい深い枯淡の趣で胸に迫り、その世界に漂う穏やかな静寂と清冽な美しさを湛えた作品は古来より人気の画題である。

富士

煙るように立ちこめる雲海と、並みいる山々をはるかに凌駕する荘厳さで聳え立つ霊峰富士。その雄大な姿は古来より多くの日本人に崇拝され、画家達にも感銘を与え続けてきた。横山大観に代表されるように傑作も多く描かれてきた画題である。

旭光を浴びて真紅に染まる霊峰富士の姿を「赤富士」と呼び、年に一度あるかないかという極めてまれな自然現象は古くから神威に満ちた瑞兆として人々に崇められてきた。赤富士の掛軸は日常掛としてはもちろん、新年を寿ぐ慶事掛としても飾られている。

四季花

「四季花」は春夏秋冬それぞれを表す植物を描く人気の画題のひとつである。百花の王と考えられる夏の牡丹を中心に一般的に春には梅、秋には桔梗や菊、冬には南天などが描かれることが多い。それぞれ縁起の良い植物が描かれることから山水画の代わりに四季花を飾る日本人も近年増えている。

竹に雀

「竹に雀」は古来より縁起の良い象徴と考えられてきた日本で人気の高い画題である。
竹は真っ直ぐに伸び、柔らかいが折れにくい性質を持ち、家運に例えられ、家運隆盛を意味する。
また雀は子沢山であり、子孫繁栄を意味すると考えられてきた。

龍虎

瑞運を巻き起こし、稲妻を走らせ、勇壮に天翔る龍。「タツ」とも呼ばれることから悪しきを「断つ」力を持ち、商売繁盛や良縁などの吉運をもたらすと言われ、古来より日本では崇められてきた。

虎はその威厳に満ちた姿が災いを振り払い、家運隆盛を招くとされている。百獣を制する鋭い眼光や、どっしりと大地を踏みしめた力強い足など、迫力に満ちた姿で描かれる人気の画題である。

主な掛軸

CEO Message

あなたと掛軸との懸け橋になりたい


掛軸は主人が来客に対して季節や行事などに応じて最も相応しいものを飾り、おもてなしをする為の道具です。ゲストは飾られている掛軸を見て主人のおもてなしの気持ちを察して心を動かす。決して直接的な言葉や趣向ではなく、日本人らしく静かにさりげなく相手に対しておもてなしのメッセージをおくり、心をかよわせる日本の伝統文化です。

その場に最もふさわしい芸術品を飾り、凛とした空間をつくりあげる事に美を見出す・・・この独特な文化は世界でも日本だけです。

日本人が誇るべき美意識が詰まった掛軸の文化をこれからも後世に伝えていきたいと我々は考えています。



代表取締役社長
野村 辰二

(ESC もしくは閉じるボタンで閉じます)
会社概要

会社概要

商号
株式会社野村美術
代表取締役
野村辰二
本社
〒655-0021
兵庫県神戸市垂水区馬場通7-23
TEL
078-709-6688
FAX
078-705-0172
創業
1973年
設立
1992年
資本金
1,000万円

事業内容

  • 掛軸製造全国卸販売
  • 日本画・洋画・各種額縁の全国販売
  • 掛軸表装・額装の全国対応
  • 芸術家の育成と、それに伴うマネージメント
  • 宣伝広告業務
syaoku.jpg(120220 byte)
(ESC もしくは閉じるボタンで閉じます)