以前、丹波篠山市にお住まいのお客様より西国三十三ヶ所の掛軸表装依頼を承った記事をご紹介させていただきました。

お客様は仕上がりに大変満足して下さり、当時一緒に回った自分の友人をご紹介してくださる事になりました。なんとこのご友人も満願後に掛軸にするのを忘れて蔵に入れてしまっていた中、コロナによるステイホームの掃除で発見して表装を検討されていたそうです。（あまりの放置の頻度に少し驚いておりますがお仕事をご依頼いただけて嬉しい限りです。）

このご友人は丹波篠山市の隣にある丹波市の山南町にお住まいの方でした。

ご自宅に到着すると大きな蔵が複数個建っており、確かにこの中のどこかに西国三十三ヶ所の納経軸のまくりを保管したと言われても中々探すのが困難かな〜と妙に納得してしまいました（笑）

こちらが今回お預かりした台紙です。長年蔵に放置していた割には綺麗で良かったです。

 

今回は弊社の仏表装パターンNo.10の醍醐で表そうさせていただきました。

 

弊社は今回のように出張相談も承っております。丹波市内にお住まいのお客様で掛軸や美術品の表装、修理でお困りの方がいらっしゃいましたら遠慮なしにご相談下さい。

西国三十三ヶ所の表装工程について詳しく知りたい方はこちらの動画をご参照ください。