弊社では海外のお客様から掛軸修理のご依頼を承っております。

これまでも様々な国のお客様から修理のご依頼をいただきました。

 

それぞれに掛軸に対する思い入れなどがあるのでお話をお聞きするのも楽しみです。

今回はそんな掛軸の修理のご依頼をアメリカにお住まいの男性のお客様から頂戴いたしました。

こちらの方は以前も掛軸の修理をご依頼してくださったり、二重箱のご注文を頂戴したリピーター様で弊社の対応にご満足頂けての今回のオーダーなので大変嬉しく思います。

今回は2点の梅の絵の掛軸の修理をご依頼いただきました。

こちらはラインのようなシミが発生してしまっており鑑賞の妨げになっています。

 

こちらの掛軸は絹に描かれた作品なのですが、絹の繊維が裂けてしまっており危険な状態です。

 

両方の掛軸も難易度の高い修理でしたが、最大限修復をさせていただきました。

こちらが修理が完了した掛軸です。

 

目立っていたシミ汚れもシミ抜きを行いかなり目立たなくなりました。

 

こちらの掛軸も絵絹の繊維が裂けていたのをなるべく目立たないように修復を行いました。

 

絹の繊維の劣化が激しく慎重な扱いが要求されましたがなんとか無事に仕立替が完了いたしました。

 

お客様のご依頼で桐箱にタイトルと作家名を揮毫させていただきました。

 

お客様から喜びのお返事を頂戴出来、大変嬉しく思います。

こうして一つ一つのオーダーに真摯に向き合い、お客様からご評価をいただき、また新たなオーダーを頂戴出来るのを本当に誇りに思います。

弊社では今回のように海外のお客様からの掛軸修理依頼を承っております。お悩みでしたらお気軽にお問い合わせ下さい。