ニュース/ブログ
フランスから掛軸表装依頼! 密な打ち合わせで書の魅力を引き立てる!
弊社は海外からも掛軸に関するお仕事を頂戴しております。
毎月世界のどこかからオーダーを頂戴する事ができるのは本当にありがたいことです。
今回ご紹介するのは、先日フランス在住のお客様から書道作品の掛軸表装の依頼をいただいたエピソードです。
このお客様は過去にも弊社から大徳寺黄梅院住職の小林太玄が書いた書の掛軸や法隆寺128世管主・聖徳宗第5代管長の高田良信の書いた書の掛軸をご購入いただきました。
以前のオーダーについては以下の記事をご参照ください。
今回の依頼は、お客様が習っている書道の先生からいただいた書道作品を掛軸にして欲しいというものでした。ご依頼いただいた作品がこちら。
外国人である先生が漢字を書道で書くのは相当苦労するのが想像出来ますが、それを感じさせない伸びやかな筆致が大変すばらしいですね。
お客様と密に打ち合わせを行い、作品に合った裂地と表装スタイルをご提案させていただきました。
表装が完成した作品がこちらです。
お客様もこのグリーンの裂地で仕立てた掛軸を大変気に入ってくださり提案の甲斐がありました。
以下がお客様からのご感想です。
It is very nice indeed and the green color was definitely a good pick.Thank you for your excellent work.掛軸は本当にすばらしく、また緑色の裂地は本当に良い選択でしたよ。素晴らしい作品をありがとうございました。
またこうして新たに掛軸の魅力を世界に伝えることが出来た事を誇りに思います。
掛軸の事で何かお困りの事がございましたら遠慮なしにご相談ください。