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西国薬師四十九霊場納経軸の掛軸表装依頼 | 名古屋市

西国薬師四十九霊場は、薬師如来(薬師瑠璃光如来)を本尊とする寺院を巡る新しい巡礼路で、1989年(平成元年)に結成されました。大阪・兵庫・京都・滋賀・奈良・和歌山・三重の近畿2府5県の計49ヶ寺が札所として指定されており、それぞれ歴史ある由緒正しいお寺です。
各札所は主要な鉄道駅やバス路線からアクセスできる場所が多く、車でも巡礼できるよう駐車場が整備されているお寺もあります。季節を問わず参拝者が多く、文化財や庭園の見どころも豊富です。
気軽に始められる一方で、全49ヶ寺を結願すると達成感も大きく、健康祈願や歴史文化探訪の旅としても人気があります。
最近、この西国薬師四十九霊場を巡られて納経軸の掛軸表装を依頼される方が弊社にも増えております。
今回はそんな西国薬師四十九霊場の掛軸表装を愛知県名古屋市にお住まいのお客様からご依頼いただきました。
お客様は弊社のHPの過去の記事を読んで、お問い合わせをしてくださいました。
過去のお仕事からまたこうして新たなご縁を頂戴できるのは本当にありがたいことだと感じております。
こちらが表装をご依頼いただいたまくりです。

お客様はHPで弊社の仏表装パターンをご覧いただいており、弊社の仏表装パターンのNo. 19の麗雅でご依頼いただきました。

こちらが表装が完了した掛軸です。
麗雅の裂地がまくりの薬師如来の光背の色を引き立て、掛軸全体に高貴な雰囲気を感じさせてくれています。
お客様から高野山の箱書のご依頼もお受けしておりましたため、代行でいただいてまいりました。

弊社では今回のように西国薬師四十九霊場の掛軸表装依頼を承っております。オンラインでもご相談を承っておりますのでお気軽にお問い合わせください。